供花

東日本大震災に被災した場所や仏壇にお供えしたいお花

2011年3月11日、日本のみならず、世界も震撼させ世界中に深い悲しみをもたらした東日本大震災、大切なご家族を亡くされたり、ご友人や恋人、ご親族など親しい方を失った方もいらっしゃることでしょう。
知り合いを亡くされていなくても、ボランティア活動で被災地を訪れ活動をされていた方の中には、それがたった1日であっても思いが残り、その後も毎年、3月11日になると被災地を訪れてお花などを手向けている方も多いかもしれません。
供養として備える花は菊やユリなどの定番の花だけでなく、亡くなられた方や被災されたことを思い、弔いの気持ちと被災地の方の癒しをもたらすものであれば、種類も問いません。
もっとも、3月の花として定められている花や、それぞれの花に込められた花言葉から選ぶと、より気持ちを込めた供養ができることでしょう。
3月8日の誕生花でもあるワックスフラワーには「思いのたけ」という花言葉があります。
突然亡くなられた方に伝えきれない思いを込め、感謝の気持ちや言い切れない想いを伝えることができます。
東日本大震災の翌日の誕生花であるキャンディタフトには「復活」という言葉があります。
まだ死んだことが信じられない、ご遺体が見つからないといったご遺族や、東日本大震災からの地元やご家族の復興の願いを込めて勇気をくれる花です。
3月7日の誕生花であるアスターには「甘い夢」という花言葉があり、その日だけでも、もう一度会いたいといった願いを込めて贈りましょう。
3月17日の誕生花であるブルーレースフラワーには「無言の愛」という花言葉があります。
奥様や恋人、お子様をはじめとする愛する方を亡くされた方が、今でも愛しているという想いを伝えるのに向いています。
2月の下旬から3月いっぱいにかけて可憐な黄色の花を咲かせるアカシアは、3月20日の誕生花でもあり「秘めた愛」という花言葉があります。
また、3月8日の誕生花であるアネモネは「はかない恋」という花言葉になっています。
片思いの方や交際していた恋人を亡くしたといった方には、アネモネやアカシアなどで言葉にならない秘めた思いを伝えてもいいでしょう。