供花

親しい友人のご家族が亡くなった際に送るお花は?

親しい友人のご家族が亡くなった際に、友人への慰みや励ましの気持ちを込め、またお世話になった故人様への感謝の気持ちを込めて供花を贈りたい場合はどのようなお花を選べばいいでしょうか。
白菊と黄色いユリを合わせた組み合わせや、大輪の白ユリをメインに白いバラを合わせた組み合わせはオーソドックスで外れのないスタイルとなります。
もっとも、近年は不祝儀向けの花として白い花や、仏事の定番の花である菊をメインにするだけでなく、淡い色の入った花や色や種類を問わず、故人様が好きだった花などを入れるケースも増えています。
もちろん、ご遺族からお願いされた場合や、故人様の好みを知るなどの極近しい関係にない限りは、真っ赤なバラやピンクや赤のカーネーションだけでまとめるといったスタイルは避けるのが無難です。
白以外に組み合わせるとすれば、淡いピンクやパープル系、水色や青系統のお花を選ぶといいでしょう。
花の種類も豪華なものや可憐なものを組み合わせて、お悔やみの気持ちを伝えることができます。
たとえば、淡いピンクのランをメインに白いバラや淡いパープルのアルストロメリアを包むとエレガントな雰囲気になるので、親しいご友人の御母堂様が亡くなられたときなどにおすすめです。
薄いピンクや白のバラをメインに、淡いパープルやグリーンのトルコキキョウなどを包んだ優雅なブーケは、親しいご友人の奥様などが亡くなった際に奥様の柔らかなイメージを彷彿させることができます。