供花

初七日にお悔やみの花を贈るには?

■初七日とは

初七日法要は、最近では告別式を終えて火葬をし、お骨あげを行ってからそのままの流れで終えるというのが一般的になっています。
そのため、告別式に会葬できなかった場合には、自宅、もしくは場所が分かっていれば葬儀会館へ送り届けてもらうのがいいでしょう。
その際、初七日法要でお供えくださいと一言添えておけば、初七日法要の祭壇に飾ってもらえるはずです。
初七日は、亡くなった方がまだこの世とあの世をさまよっている時期だとされています。
法要自体は告別式と同じ日に行うという流れが主流となっていますが、もし自宅でお逮夜として初七日法要をされるというのであれば、訪問して手渡しすることも可能です。
告別式後に続いて法要を営まれる場合、二逮夜までは少し期間が空くことから、この間に法要は済んだとしても初七日のお悔やみにとお花を持参することやお届け物として贈るのも良いと思われます。
まだ、葬儀の際に持ち帰ったお花がたくさんある時期でもあることから、かご飾りなどの大きなものにするか、花束にして花瓶に生けてもらうかは、思案のしどころです。
とはいえ、たくさんのお花が遺族の心を慰め、故人への手向けになることから、たくさんあって迷惑ということはないでしょう。

■9月に贈る初七日のお悔やみ花

9月の花には、ユリや蘭などがあります。
初七日にお供えするお花は、まだ故人が亡くなられて間もないことから、派手な色合いのお花は避け、白をベースに、紫や水色といった淡い色合いのお花を選ぶのがマナーです。
洋ランは、非常に華やかなイメージがあり、贈り物には最適ですが、鉢植えのかごを紫などの落ち着いた色合いで包んでもらい、白と紫やの花や、全体に白い花を選ぶことにより、初七日のお悔やみに適したお花となります。
鉢を包むラッピングだけでなくリボンも紫を使ってもらうと、洋ランはむしろすっくと立って、花をしっかりとたくさん付けてくれることから見栄えが良く、初七日のお悔やみとして贈るには適しています。
鉢に入れて送ることによって、花瓶を用意せず、そのまま四十九日まで祭壇のどこかに飾ってもらえることでしょう。