供花

秋のお彼岸とお墓参りの花

お彼岸は春と秋とになり、この時期にお墓参りをする人も多いのではないでしょうか。
そして、お墓参りの際にはお線香やローソク、そしてお花を持っていくことが一般的です。
お墓はいつもきれいいしておくことが理想ですが、遠方などの場合はそう頻繁にお参りをするというわけにはいきませんので、まずはお墓をきれいに清掃しておきましょう。
お墓をきれいにしたら、いよいよお線香やお花のお供えをすることとなりますが、お墓ではお花を飾る場所が2か所ありますので、そのことも考えてお花を用意しておきたいところです。
お花の選び方は季節により違いがありますが、秋のお彼岸の際には、やはり秋を感じさせるお花が選ばれることとなります。
まず、お墓参りの際によく選ばれる花としては、小菊やカーネーションがあり、こちらは年間を通して入手しやすくなっています。
色は白や黄色、紫、さらにピンクなどが選ばれることが多くなっています。
そして秋の季節にはトルコキキョウ、リンドウなどもよく選ばれており、青い控えめなカラーでカラフルになりすぎないのでお墓にお供えするのにも向いていると言えるでしょう。
故人が好きだったお花を選ぶのも良いですが、棘のある花、毒のある花は、香りの強すぎる花はお供えには向いていませんので、避けたほうが無難です。
秋のお彼岸であれば、薔薇、アザミ、ヒガンバナは避けたいですし朝顔などのツル性のお花もお供えには向いていません。
そしてすぐに散ってしまう花や傷みが早いお花も咲けたほうが良いでしょう。
お供えのお花は生花店でも、花束にして販売されていることが多いので、そうした商品から選んでおくと間違いもありませんし、すでに花束としてセットされていますので、お供えも楽に行うことができます。
お墓参りの際だけではなく、お彼岸にはお仏壇にもお花を供えることとなりますので、こちらもマナーを守って良いお花を揃えてあげましょう。
親戚などお世話になった方に贈る際はアレンジメントなどもおすすめです。