供花

春のお彼岸にお仏壇やお墓参りに持参したいお花

■お仏壇をいつもより華やかに

春分の日をお中日に1週間ある春のお彼岸の期間は、いつも以上にお仏壇も華やかにしたいものです。
牡丹餅やお菓子、果物などのお供えをはじめ、いつもより高級なお花やボリュームのあるお花を供えましょう。
日頃はお線香を手向けるくらいで、お花も買わなくなったという方も、お彼岸のときばかりは別です。
仏壇に供えるお花というと菊が一番先に思いつくかもしれません。
年間を通じて手に入る仏壇向けのお花ですが、本来の旬は秋です。
春に手に入るお花として白のチューリップやスイートピー、カーネーションやバラなどを飾ってもいいでしょう。
最近はあまり仏壇の花だから和花でないといけないとか、白や黄色など落ち着いた色でないといけないといった縛りもなくなっています。
スイートピーなど春の可憐な洋花をアレンジした花束を飾るのもおすすめです。

■お墓参りに行くなら

お墓参りに行く際も同様で、菊や白い花ばかりにこだわる必要はありません。
ご先祖様や亡くなったばかりの大切なご家族などに春の訪れを感じていただけるよう、黄色やピンク、白のチューリップのアレンジや水色や白、淡いピンクのスイートピーと白のカーネーションやカスミソウなどのアレンジを持参してみましょう。

■初彼岸の方への贈り物

四十九日を終え、初めて迎えるお彼岸を初彼岸といいます。
初彼岸を迎えるご家庭には親しい方やご親族などが、初彼岸の弔問に訪れ、お仏壇にお線香を手向けたり、お墓参りをさせたりしてもらうのが風習です。
初彼岸のお見舞いにお花をお持ちしたいときも、春らしいスイートピーやチューリップを白や淡い色をベースにしてお持ちするのも素敵です。
また、どうしても時間がとれない方はご自宅宛てにアーティシャルフラワーやプリザーブドフラワーの長く仏壇に飾れるお花や、香りのいい高級なお線香やキレイな絵柄の入ったロウソクとフラワーアレンジメントがセットされたギフトなどを贈られるとよいでしょう。