供花

12月に亡くなられた方に後飾りの供花を贈りたいなら

■後飾りに供花を贈ろう

ご事情で葬儀への参列や弔問ができなかった方、遠方で足を運ぶのが難しいという方をはじめ、お世話になった故人やご遺族に亡くなられた後も感謝の気持ちを伝えたい時には、後飾りの供花を贈ってみませんか。
後飾りには葬儀などで使ったお花をそのまま持ち込むのが一般的ですが、新たに加われば、その分、長持ちもし、ご遺族の気持ちも安らぎます。

■後飾りの供花におすすめのお花

おすすめなのは後飾り祭壇の右や左に置きやすい、小ぶりなスタンド花やフューネラル胡蝶蘭などの鉢植えです。
小ぶりなタイプがいいのは、葬儀場の祭壇とは異なり、ご自宅では置くスペースも限られてしまうからです。
大きなお部屋がない、マンションのリビングなどに後祭壇を設けると、スペースがいっぱいになりやすいので、大きすぎるものは控えましょう。
胡蝶蘭なら3本立て程度の真っ白なものを、スタンド花は白のカラーやスプレーバラ、菊などを基調にしたアレンジが素敵です。
特に12月は仏花としても親しまれる菊が見頃を迎えますので、白や黄色の大ぶりな菊などのスタンド花も素敵かもしれません。

■ずっと使える造花も選択肢の1つ

後飾りには一般的に家族葬を含め、葬儀で使ったお花を葬儀社がご自宅にそのまま持ち込んでセットをするというケースが少なくありません。
そのため、生花は十分にそろうケースが多いものです。
そこで、敢えて後飾りとして供花を贈るなら、造花を選ぶという手もあります。
今どきの造花は本物と間違うほど精巧に作られており、安っぽさもありません。
造花がおすすめなのは、これからずっと弔いをしていくうえで、遺族にとって意外に便利だからです。
うっかりお花を切らしてしまったり、暑い時期などお花の種類が限られたり、日持ちがしなくなる時期であっても、造花があれば、とりあえず仏壇が寂しくなることがありません。
年間を通じて飾り続けることができる造花は便利なアイテムなのです。