祝い花

絨毯のように咲き誇る花「スイートアリッサム」

スイートアリッサムは、地中海沿岸原産のアブラナ科 ニワナズナ属の植物です。
本来は多年草なのですが、日本では高温多湿な気候のため一年草として扱われています。
ほんのり甘い香りのする小花が集まってたくさん咲き、横に広がって咲く性質を持つことから公園や花壇にカーペットのように敷き詰められて植えられていることが多いです。
開花期は2月下旬~6月上旬、9月下旬~12月上旬と非常に長く楽しめる花です。
切戻して遮光すれば夏を越すこともできるのですが、タネから育てた方がきれいに育つのでその方がおすすめです。
近年では日本の夏に耐えることができるスーパーアリッサムと呼ばれる品種も出てきています。
高温多湿の環境には弱いものの、乾燥には強いため初心者でも育てやすい花としても知られています。
草丈は10~15cm程度で、花色は白や赤、ピンク、オレンジ、黄色、紫などがあります。
こぼれダネでも増える性質があり、栽培が大変簡単ですので初心者にもおすすめの植物です。


●日当たりについて

真夏の日照りでも葉や毛することのないこのアリッサムは、日当たりの良い場所で育てます。
日当たりが悪いところで育てると日照不足で病害虫に弱い植物となってしまうため要注意です。
耐寒性はやや弱い性質を持っているため、霜も降りないような場所が適しています。
万が一霜に当たってしまうと株が傷むので、開花しなくなってしまいます。


●水やりについて

乾燥を好み、高温多湿の環境が苦手な植物であるため、水やりは適度に与えすぎない方が良いです。
土が乾いたらたっぷり水を与えると良いでしょう。
蒸れることで株が傷む原因になってしまいますので、水のやりすぎに気を付けましょう。


●肥料について

植え付けの際に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくだけで翌年の春までたくさんの花を咲かせることが可能です。
追肥は、開花が見られたら薄めの液体肥料を2週間に1回施すと良いでしょう。


●病気と害虫について

病気:湿気がこもるような環境になると灰色カビ病や菌核病が発生します。
切り戻し、風通しを良くして予防を心がけましょう。
害虫:春先にアブラムシが群生することが多いですので、見つけたらすぐに駆除しましょう。