供花

感染症予防が必要な時代の新しいお盆見舞いの形

■初盆の風習について
親しい方やお世話になった方が亡くなられて初めて迎えるお盆には、お盆見舞いに出向くのが長年の風習です。
従来であれば、お盆見舞いに出向くのに先駆けて、盆提灯を贈る方や初めてのお盆を迎えるにあたってスタンド花や胡蝶蘭などの供花を行うという方もいました。
どうしても予定が立たない、遠方でなかなか出向けないといった方の中には、8月に旬を迎えるランなどをあしらったスタンド花や香りの良いお線香や美しいデザインが描かれたロウソクとセットになったフラワーギフトを贈られるといった方もいらっしゃいます。
初盆は訪問によるお盆見舞いを基本に、訪問に先立ってお花を贈る、どうしても訪問が難しい場合にはお花を届けたうえで、お詫びの手紙やお詫びのお電話を入れて気持ちを伝えるのが一般的でした。

■感染症拡大による影響
もっとも、感染症が世界的に影響を拡大し、日本でも外出自粛や都道府県を超えた移動の制限、人が集まるなど密な環境を作らないよう要請が出されました。
緊急事態宣言が解除されても、感染症を予防するための新しい生活様式が求められています。
ソーシャルディスタンスが求められ、これまでのように気軽に人の家に訪問することや集まることもできない環境となっています。
仮にご自身が気にしなくても、相手が不安に思うかもしれず、初盆見舞いさえためらわれるのが現実です。

■訪問がためらわれる時代だからこそ
今の時代はオンラインで簡単にフラワーギフトが贈れる環境が整っています。
お盆見舞いは直接訪問してお線香をあげるものと考えていた方も、新しい生活様式に沿って、訪問に代わるフラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
日時指定もできるため、お盆に入るタイミングで贈ることも可能です。
初盆の方が多く思うように回りきれないといったお悩みも、配達してくれるので悩む必要もありません。
お線香をあげられない代わりに、お線香とお花のセットも贈れます。