供花

あなたの想いを伝える枕花。心を込めて贈りましょう。

親しい方やお仕事などでお付き合いがある方、そのご家族などが亡くなられた際、ご自宅に弔問に訪れるのが基本ですが、直ぐに行くことができない場合や、体調やご家庭のご都合などで伺えない場合もあります。
今すぐ行きたいのはやまやまだけれど難しいという場合には、その気持ちを伝える枕花を贈ってはいかがでしょうか。
枕花は亡くなられた方のご遺体が安置された枕元に備えるところから名称が来ており、ご自宅から出棺されるまでの間、飾られ、葬儀の際には祭壇に持っていくケースもあれば、ご遺骨となってご自宅に戻ってきた際の後飾りにそのまま使われる場合もあります。
仏様に供えるお花というと白や黄色の菊が定番ですが、最近では亡くなられた方が好んだ花を種類やカラーを問わず贈られる方も増えています。
ご友人や親しくされていた方が亡くなられ、好みを知っているのであれば、好きだった花を中心にアレンジしてもらって届けてもらえば、ご遺族の気持ちも和みます。
ご遺族も故人様の好きだった花は承知していますから、亡くなられた方の好みを覚えていてくれたと喜ばれたり、大好きだったお花が届いたことをご遺体の前で報告し、最後のお別れの時間を過ごすことができます。
亡くなられた直後はショックや悲しみ、闘病生活や介護生活を振り返っての後悔など、気持ちも複雑に揺れ動きますので、枕花が心を落ち着かせ、安らぎを与えて心の支えとなってくれるものです。
枕花には白いユリもおすすめですが、2月であれば同じユリ科のヒヤシンスも美しい形で彩をそえてくれます。
白やムラサキなどを中心に選べば、枕花としても主張し過ぎず安心です。
ノースボールは菊より小ぶりのキク科のお花ですが、白が愛らしいのでカスミソウなどとともにシンプルにまとめることができます。
フローリストで予算や希望に合わせてアレンジしてくれますが、お住まいの事情にも配慮し、マンションやアパートなどお部屋が狭いと感じられる場合にはあまり大きな物は贈らないのが賢明です。