祝い花

しっかり押さえておきたい!結婚式にお届けするお花のマナー

どのようなお花をお届けする?

結婚式は誠におめでたいお祝い事ですが、古くからのしきたりやマナーをわきまえてお祝いすることが求められ、繊細な配慮が必要な儀式でもあります。
大切なお祝いの機会に失礼がないよう、結婚式にお届けするお花のマナーをしっかり理解しておきましょう。
まず、どのようなお花をお届けすれば良いかというと、次の3種類が定番です。
・生花スタンド
・アレンジメントフラワー
・プリザーブドフラワー
法人や個人を問わず、この3タイプのお花をお届けするのが一般的です。
場を華やかにしたいのであれば、色花で仕立てる生花スタンドやアレンジメントフラワーを選びましょう。
色の傾向は、ピンクや黄色などの派手すぎない暖色系のお花や白とグリーンの爽やかな色が多いです。
「サムシング・フォー」と呼ばれる、青いものが花嫁に幸せをもたらすという外国の言い伝えになぞらえ、ブルー系のお花を贈る人も最近は増えてきました。
なお、式場内の景観にこだわりのある新郎新婦や式の雰囲気・イメージを守るための式場のルールとして、飾れるお花の色が決まっていることもあるので注意が必要です。
事前に式場などに問い合わせ、お花の指定があるかを確認しておきましょう。
プリザーブドフラワーを贈る場合、持ち帰りもしやすいボックス型のお花が人気です。
ただ会場に飾るだけでなく、お花を新郎新婦が持ち帰ることや親族や会場に集まった方に幸せのおすそ分けでプレゼントされることも少なくありません。
結婚式のお祝いというと、ゴージャスであることを優先しがちですが、お花に関しては、持ち帰りやすいサイズ、形状を意識しましょう。
ボックス型のプリザーブドフラワー イメージ
■選び方の注意点
お花の選び方の注意点を改めてご案内します。
スタンド花以外のお祝いのお花は、基本的に新郎新婦や親族、ゲストなどが持ち帰ることになります。
そのため、胡蝶蘭や観葉植物など、大きくて持ち帰りが難しいものは避けましょう。
電車で移動する方も多いため、手軽に持ち運びでき、テーブルなどにも飾れるサイズのプリザーブドフラワーが意外に喜ばれます。
また、最近は「サムシングフォー」が女性たちを中心にブームになっており、青系のお花を贈りたいと考える方が増えてきました。
青系の生花は品種的にも限られており流通が少ないです。
そのため、直前の依頼では仕入れが間に合わないことがあります。
青系の生花のアレンジメントなどを贈りたい場合、日取りや会場がわかり次第、なるべく早い段階で余裕をもって注文しましょう。

お花の予算

結婚式に贈るお花の予算の相場は以下の通りです。
生花スタンド;15,000~20,000円程度
アレンジメントフラワー;5,000~15,000円程度
プリザーブドフラワー;5000~10,000円程度
これはあくまでも、迷った時の目安です。
個人の友人間などで贈る時は、関係性に合わせた金額で問題ありません。
お祝いのお金を包んで、プラスαで贈ることやお祝いの品にプラスする方もいらっしゃいます。
全体の金額の予算やバランスを見てご検討ください。

お届けするタイミング

お届けするタイミングはとても重要な点です。
以下の点に気を付け、会場に迷惑をかけることや届かないことがないように気を配りましょう。
■必ず会場が受け取れる日時を確認しよう!
会場側で受け取れる日時が決まっている場合がほとんどです。
必ず手配する前に受け取ってもらえる日時を確認し、日時に合わせて届けられるお花を選ぶようにしましょう。
会場がホテルである場合など、朝から晩まで営業しているのだからいつ届いても対応してくれると思いがちです。
会場の設定のスケジュールが決められており、それに間に合わせなくてはなりません。
1日にいくつもの結婚式が執り行われることやほかのイベントなども行われる場所です。
決められた日時を守らないと、お花が受け取ってもらえないことや別のイベントのお花と紛れてしまうことがありますので注意が必要です。
■生花(スタンド花・アレンジメントフラワー)を贈る場合
スタンド花やアレンジメントフラワーなど、生花を贈る場合は、当日の挙式前が基本です。
受け取ってもらえる時間が1時間程度の幅である場合や朝早くなど、限定されている場合が多いので注意しなくてはなりません。
ピンポイントの時間指定ができない宅配便による手配はおすすめできません。
宅配便も時間指定ができますが、2時間単位など幅があります。
決められた日時にジャストで届けられるよう、直接仕立てた花屋から届けてくれるお花を選びましょう。
ビジネスフラワー(R)のサイトで選ぶ場合は、各商品ページの配送形態に「専用車両にて手持ちお届け」と書いてある商品であれば、指定の時間にお手渡しが可能です。
どの商品を選べば、必ず届くか不安な際は、予算や希望イメージに合った、専用車両で手持ちお届けができる商品をご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。
・前日のお届けは非推奨
午前中や正午のスタートの結婚式など、朝イチでのお届けが指定されることもあります。
早朝は花屋さん営業時間外だからと心配になる場合や天候不良や交通事情の影響で届かないと不安だからと、前日指定をされる方も少なくありません。
ですが、結婚式の前日に生花を届けるのは控えてください。
ホテルは管理の都合上、一つひとつのお花にお水をあげることができない場合や保管できる場所が決まっていて、適温の場所で管理されるとは限りません。
ホテル側やプランナーなどが手配したお花なら管理も行き届きますが、お祝いの花の管理までは対応が難しいのが実情です。
生花はデリケートなため、1日経過しただけでも品質が大きく落ちてしまうことがあります。
特に気温が上昇する夏場はお花が暑さで蒸れて弱ってしまいます。
一方で、気温が低下する冬場は凍り、萎れてしまう原因になるため、前日お届けは注意が必要です。
生花が1番きれいに見えるのは、やはり結婚式当日お届けです。
そのために、式場側でも生花は当日着をお願いされることが多いので、そのルールを守るようにしましょう。
・式場から生花の前日お届けを推奨された場合
もし、式場の側から生花の前日お届けを案内された場合はどうすべきでしょうか。
先方の都合に合わせないとそもそも受け取ってもらえないので、先方に従って前日に届けることが求められます。
式場も生花がデリケートであることは理解しているはずなので、前日を指定するということは、室温や湿度が管理できる環境が整えられているのかもしれません。
もし鮮度が気になるようであれば、前日受け取りをしても品質や見た目に変化がないプリザーブドフラワーに切り替えましょう。
・宅配便配送の花を選びたい場合
気に入ったお花、新郎新婦のイメージに合う生花が、宅配便配送限定になっている場合はどうしたら良いでしょうか。
宅配便も時間指定ができるから、どうにかなると思われるかもしれません。
宅配便は時間の幅で指定できるだけで、ピンポイントの時間指定はできません。
また、ほかのお客様に運ぶお品もたくさん積んでいるので、生花だけに意識を集中させるわけにもいかないのです。
お花屋さんの場合その生花を着実にいつまでに運び込まなくてはならないという責務があるので、より安心して頼めます。
式場側からお花の受取時間が指定されている場合、時間幅の前後に到着してしまうと、担当者不在などで時間外では受け取ってもらえないことがあります。
そのため、受け取ってもらえる時間に届かないリスクも高く、保証もないのでおすすめはできません。
式場から案内された時間が宅配便の時間帯と合致しており、式場側で宅配便を受け取るケースも多いなど、受け入れ体制が整っている場合は別として、直接お花屋さんが届けてくれるタイプの商品を選ぶようにしましょう。
どうしても気に入ったお花を贈りたい場合は、式場ではなく自宅に受取人がいる日に合わせてお届けするのがおすすめです。
■プリザーブドフラワーの場合
プリザーブドフラワーは生花を特殊加工しており、簡単に枯れることはなく数年程度の耐久性を有しています。
そのため、前日お届けがおすすめです。
理鮮度の心配がなく、式前に余裕をもって受け取ってもらうのがベストでしょう。
特に宅配便でプリザーブドフラワーを配送する場合、特ピンポイントの時間指定や到着の保証がないので、余裕をもった前日お届けがマストです。
・前日より前でもOK?
枯れたり腐ったりしないなら、前日と言わずもっと早く届けても良いのでしょうか。
この点、ホテル側に確認を取り、受け取ってもらえるなら早めでも問題ありません。
ですが、連日挙式が行われているなど、ほかの方の式がある場合、管理が難しくなることからお断りされる場合もあります。
挙式するほかのカップルやほかの会場へ誤って届けられてしまうトラブルもあるため、急ぎすぎず前日お届けを選びましょう。

お札の書き方

式に飾る生花スタンドやアレンジメントフラワーには、新郎新婦が誰から贈られたお花かすぐにわかるように、お名前札を挿すのが基本です。
札に記すのは、「文言(祝 ご結婚)+送り主名」が基本となります。
■新郎新婦の宛名は入れるべき?
札には「宛名+文言+送り主名」の3点セットが定番ですが、宛名は入れる必要がないのでしょうか。
宛名を入れてももちろん問題はありません。
結婚式で宛名を入れなくて良いのは、会場に届けるため、誰に宛てたお花かは式場内に飾れば一目瞭然であるのと、新郎・新婦両名の名前を入れる場合、文字を詰めないと入らず、窮屈に見えることもあるからです。
かえってバランスを損なうようであれば、無理に入れる必要はありません。
なお、新郎新婦どちらかの関係者であるならば、新郎・新婦片方の名前だけ入れるのもマナー違反ではありません。

祝電は必要?

結婚式に参列できない際にお花を贈る時、祝電も一緒に送ったほうが良いのでしょうか。
お花はたくさん並べられていると、なかなか気づいてもらえないこともあります。
一方、祝電の場合、メッセージか最低限お名前を読み上げてもらえます。
式で飾られるだけのお花と異なり、直接手渡ししてもらうことで、気持ちを伝えることができるので、祝電も送るのがおすすめです。
特に法人としてお花を届ける場合、参列ができない場合には祝電を付けてお届けしましょう。
祝電には、誰宛てであるか誰から送られたかがわかるように、文章だけでなく、必ず宛名と送り主名を書くようにします。
ほかの人の祝電と混ざって、誰からのものかわからなくならないようにしましょう。

お花を探す前に注意したいこと

特に昨今は感染症対策により、式場や新郎新婦の対策として、お花の受け取りを辞退されているケースも少なくありません。
せっかく送ったのに受け取ってもらえず、相手に迷惑をかけてしまうことがないように、必ず担当している式場に確認しよう。