祝い花

細かな花が可憐に咲き誇る「エリカ」

エリカは、細い枝にいくつもの小さな花がびっしりと付いて咲く大変可憐な花が印象的な観賞用に多く使われる常緑性の樹木です。
南アフリカをメインにヨーロッパ、北アフリカにおよそ740種もの非常に多くの種が分布しています。
日本でもよく見かけられるポピュラーな品種として知られるのがジャノメエリカで、そのほかにも50種ほど流通されています。
草丈は15cm~300cmのものまで豊富にあり、花色は赤やピンク、白、黄、オレンジなどさまざまな色があります。
イギリスなどのようなヒースランドに形成している種は比較的耐寒性が強いため、寒冷地ではグラウンドカバーとして用いられることも多いです。
開花期は種によってさまざまですが、ジャノメエリカは耐寒性が強く、さらに高温多湿にも強い性質を持つため、12月~4月頃に開花します。
日本で流通する種でこのほかに壺状の形がスズランのようで美しいスズランエリカもあります。
こちらも耐寒性は強いですが、高温多湿の環境が苦手なため夏越しが難しく開花期も2月~5月です。
雪をまとったようなクリスマスツリーに見えるということから、ツリー仕立てにした鉢植えが、クリスマスシーズンによく流通されています。


■水やりについて

庭植えするジャノメエリカは、根付いてからの水やりはほぼ不要です。
ただし多湿にならないように注意しましょう。
鉢植えの場合は、水切れしないように用土が乾いたらたっぷりの水を与えるようにします。


■日当たりについて

多肥や多湿、高温期の蒸れに弱い植物ですので、できるだけ日当たりのよい場所かつ風通しのよい場所で育てましょう。
南アフリカ原産のものは半耐寒性ですので、高温にも耐えうる種がほとんどですが、ヨーロッパ原産の種は、耐寒性は強いものの、耐暑性がないため気を付けて育てます。
根は細かいため、水はけをよくして乾燥させないように育てるのがベストです。


■病気や害虫について

病気:ほとんど病気に冒されることはありません。
害虫:生育期にはアブラムシが発生することがあり、日当たりや風通しの悪いところで育てている場合はカイガラムシが発生するおそれがあります。
カイガラムシの場合は見つけ次第、ブラシを使って擦り落とすように心掛けましょう。