祝い花

小さくて愛らしい色とりどりの「デイジー」の紹介

デイジーは和名を雛菊と言い、キク科ヒナギク属に属するヨーロッパや地中海沿岸原産の一年草です。原産国であるヨーロッパや地中海沿岸では多年草ですが、日本の夏の暑さでは枯れてしまうため秋まきの一年草の扱いです。
白やピンク、赤、紫など淡紅色の花色や絞りの入ったものがあり、園芸品種も多く育成されています。八重咲きで花径2cm~8cmほどのものが多く、高さ10cm~20cm程度なので花壇の縁取りや鉢栽培などで楽しめます。


■日当たりについて

日当たりの良い場所を好みます。
耐陰性が多少あるので日陰にも耐えられますが、日当たりが悪いと花の付きが悪くなったり、茎が間延びしてバランスが悪くなったりします。
苗の時期は特に日に当てて、株を丈夫にすることが大切です。
耐寒性は比較的高く、霜よけ程度の防寒で大丈夫です。


■水やりについて

鉢の表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
乾燥に弱めなので、水切れを起こさないよう気を付けてください。
特に開花時期は水をよく吸います。


■肥料について

肥料を好みますので、苗の時期から花の咲き終わりまで月1~2回ほど液体肥料を薄めに与えましょう。ただし、窒素分の多い肥料だと葉が茂りすぎて花付きが悪くなります。
花付きにはリン酸分の多い肥料を選んでください。


■病気や害虫について

病気:菌核病にかかる場合があるので注意が必要です。
菌核病は土中に棲む真菌(カビ)の一種が株元に寄生する病気です。
寄生されると根から水分が吸収できなくなり枯れてしまうので、寄生された株は抜き取って処分してください。
予防には株への殺菌剤の散布や土の消毒が効果的ですが、同じ場所に連続してデイジーを育てる連作を避けるのも有効です。
害虫:アブラムシの被害に遭いやすいので注意しましょう。
アブラムシは新芽やつぼみに取りつき、吸汁して植物を枯らす害虫です。
目視できますので、常にチェックして見つけ次第、薬剤を散布して駆除してください。
葉の裏側などに隠れている場合もあるので、数が少ないうちに見つけることが大切です。