祝い花

オシャレで人気の育てやすい「アルテシーマ」

アルテシーマ(アルテシマ)というと聞き慣れない人も多いですが、簡単にいえばゴムの木です。
天然ゴムの材料にもなりますが、その植物自体は日本で観葉植物として親しまれていることが多いです。
その歴史は意外と長く、最も古い観葉植物の一つと言われています。

■日当たりについて

とにかく生命力の強い植物であるため、日陰でも育てることができます。
ただし、より艶のある葉にするためには日光が不可欠となります。
春から秋にかけては、なるべく屋外で育てて日光を浴びさせると良いでしょう。
ただし夏は日差しが強すぎて葉焼けする可能性もあるため、場合によっては室内に移すことになります。
一方、気温が5℃以下になると弱ってしまうため、冬は室内の日当たりの良い場所に移すことが大切です。
そのため、鉢やプランターで育てるのが基本となります。

■水やりについて

春から秋にかけては成長期にあたるため、しっかりと水分を与える必要があります。
毎日水やりを欠かすことが大切ですが、受け皿に水が溜まっている状態だと根腐れの原因になりかねません。
受け皿の水はこまめに捨てておくことがポイントとなります。
冬にかけては水を控えましょう。
土が乾いたら水をあげる程度で十分です。
そして、葉水はダニやアブラムシの予防にもなるため、季節を問わずに行うことをおすすめします。

■その他の管理について

剪定は「伸びたら切る」が基本です。
そのため、成長しやすい春から秋に剪定することが多いです。
特に失敗する要素が少ないですが、アルテシーマ全体のバランスを考えて剪定すると、結果的に風通しや日当たりの良い仕上がりになります。
ただし、剪定する時には注意することがあります。
それは樹脂であり、冒頭に述べた通りゴムの原料になりますが、この樹脂は体質によっては肌トラブルの原因になるのです。
そのため、剪定する時は手袋をはめて行うことがおすすめです。
使い終わった後のハサミはきちんと水洗いして、手袋は洗濯しておけばトラブルになることもありません。