祝い花

お洒落でインテリアにオススメ!育てやすい観葉植物「モンステラ」

monstera3.jpg独特の深い切り込みのシルエットがお洒落で、ハワイアンキルトなどの柄に使われたりインテリアグリーンとしても人気の観葉植物がモンステラです。
苗の時はハート型の葉をしていますが、成長とともに深い切り込みが入り、お馴染みの洒落たシルエットに変化する観葉植物です。
モンステラ属は熱帯アメリカ原産の植物で、種類は20~30種といわれており、鬱蒼としたジャングルで大木の幹に絡みつくように生息するツル性の植物です。
その為、強い直射日光を嫌う傾向がありますが、比較的暗い場所でも育ち、乾燥にも強いという特性があるので比較的育てやすく、お洒落でインテリア感も強いため、非常に人気の高い観葉植物です。

管理環境について

モンステラは鬱蒼としたジャングル産の植物の為、直射日光は原則厳禁です。強い当たると葉焼けを起こしてしまいます。

また、5度以下の温度への耐性がないので、夏季は直射日光のあたらない屋外の日陰か室内、冬期はリビングやダイニングなどの人が生活している比較的温暖な室内で育てるのがオススメです。

屋内管理の場合、葉の表面に積もる埃が光合成の邪魔になるため、2~3週間に一度は濡らしたティシュなどで葉の表面の埃を拭き取ってあげると良いでしょう。

水やりについて

モンステラは乾燥にはとても強い観葉植物ですが、熱帯のジャングル産ということもあって水分が大好きです。

水をあげる際は、受け皿へ染み出す程度で構いませんが、季節によって水やりのタイミングが異なるのがポイントです。

また、シーズンに関わらず霧吹きなどで葉にお水をかけてあげると、ハダニやカイガラムシなどの害虫や黒すす病などの病気の予防対策にもなります。

【春・秋季】温暖な時期は土表が白く乾燥してきた時がお水のあげどきのサインです。

【夏季】毎日お水をあげてください。人間と一緒で喉の渇きが一番激しいシーズンです。

【冬季】休眠期なのでお水は控えめ、中2~3日に1回程度で結構です。乾燥気味がベストです。

肥料について

モンステラの生命力は高いので、あまり肥料をあげる必要はないと考えます。

元気がなくなってきたり様子に変化が発生した場合は、肥料と一緒に活性剤を与えても構いませんが、栄養過多となると肥料焼けを起こす可能性がありますので、くれぐれもお気をつけ下さい。

肥料に関しては余程のことがない限りは、ゆっくりと効き目を発揮する緩効性肥料がオススメです。

葉の剪定について

モンステラは生育旺盛なため、葉や気根(茎の途中から生える根の一種)がすぐ伸びてきます。

また、比較的病気に強い観葉植物といわれていますが、黒すす病にかかったりすることがあります。

葉や気根によりバランスが悪くなったり、病気で葉が枯れてきたりすることがありますが、そんな場合は躊躇わず葉を剪定してください。

根本から切り取ればスッキリとしたシルエットに戻ったり、病気の進行を食い止めることが出来ます。

切り取った部分からは毒性の樹液が滲み出て、皮膚に触れるとかぶれたりする事があるので、くれぐれもお気をつけ下さい。