祝い花

イベントや式典を華やかに演出する祝い花

イベントや式典といっても色々なケースがあります。
個人的に祝うイベントでは母の日や父の日、敬老の日、クリスマス等がありますし、会社が主催するイベントではセミナーやシンポジュウム、新製品や新技術のフェア、設立や周年祝や記念日などの式典など開催する目的やテーマによって贈る祝い花も変わってきます。
しかし、お祝いの気持ちはどのケースでも同じで、イベントや式典が成功しその場を華やかに演出するお手伝いしたいものです。

そのためには、いくつかのマナーもわきまえなければいけません。
イベントや式典は開催日が決まっており、他の祝い事とは違い当日必着が大前提となりますので、前もって準備することが必要となります。

また、設立や周年祝で贈る祝い花には「木札」を付けることがビジネスマナーとされ、一般的には「お祝い文言」と「贈り主の名前」を書きます。
赤い花は明るく華やかで目立つため祝の場には欠かせないように思いますが、「赤字」や「火事」を連想されるとして敬遠される場合があるので、先様のコーポレートカラーやイメージが赤以外の場合は避けた方が無難だと思われます。

鉢植えの植物は「業界や地域に根付く」という意味から縁起が良いとされており、祝い花として特に人気があるのが胡蝶蘭となります。
胡蝶蘭の花言葉は「幸運が飛んでくる」、ますますの商売繁盛、繁栄、発展を願うという意味から、鉢植えの胡蝶蘭のはお祝い花として大変喜ばれる逸品です。

イベントや式典の会場をさらに華やかにする祝い花としては、スタンド花も胡蝶蘭同様に非常に人気があります。
スタンド花は贈られた人だけでなく、会場に来られた方にも楽しんでいただけるものです。
お店の入り口や店舗外の通路や通りにスタンド花を飾り、木札に店名や会社名を書くことによってお店の宣伝効果にもなります。

多くの方がお祝い花として贈ることの多いスタンド花ですが、やはり贈る以上は存在感のある華やかな、そして相手が理想とするスタンド花を贈りたいものです。
会場の雰囲気に会った色を指定するのもよいですが、お花を贈るのですから花ことばにもこだわりたいものです。
例えば、青い薔薇は「神の祝福」「愛」、カサブランカは「祝福」「純潔」、アルストロメリアは「持続」、スイトピーは「門出」など、贈る花の花言葉でお祝いの気持ちとこれからの発展の願いを込めるのも素敵なことです。

イベントや式典の会場を自分が贈った花が華やかに演出するお手伝いをしていると思うと嬉しいものです。
そして、その気持ちを分かってもらえるような祝い花を贈れば、これからの関係も良い方向に行き、祝い花を贈る意味もあるというものです。