祝い花

初秋の新たなる旅立ち「退職祝い」に贈りたいお花

初秋の時期に退職される方のためにお花を贈りたいとき、どのようなものを贈ればよいのでしょうか。
そこで退職祝いに贈りたいお花についてご紹介いたします。

退職祝いは、退職をされる方がこれまで会社のために行ってくれた功績などを感謝するための場でもあります。
定年退職された方の場合ですと、お花を贈るのは目上の方になりますので、これまでお世話になったことを感謝する気持ちでお花を贈りましょう。
また途中退職される方の場合でも、転職や結婚、出産などの円満退職の場合のみ、お花を贈った方がよいでしょう。
この場合は、これまでお世話になった感謝と、これからのお幸せを祈ってお花を贈りましょう。

退職祝いの場合、最も多く贈られるお花の形態は花束で、約7割という統計データもあります。
残り3割においては、見た目の華やかさと用意のし易さから、アレンジメントフラワーが人気となっています。
アレンジメントフラワーの場合ですと、可愛らしい籠やラッピングボックスなどにお花が活けられていますので、花瓶に生け替える手間もいりませんし、自宅でもしばらくの間、お花を楽しむことができるでしょう。
退職祝で花束が多いのには、職場の皆さんに取り囲まれながら、退職祝をお渡しするため、やはり花束の方が見栄えがよいという理由もあります。
また花束の場合、手渡ししやすく持ちやすいという理由や、自宅まで持ち帰りやすいという理由もあります。

退職祝は職場の同僚でお金を出し合いお花を贈るケースがほとんどではないでしょうか。
この場合、だいたい5,000円から10,000円程度のお花を贈られるとよいでしょう。
1人当たり500円から1,000円程度ぐらいになるように、負担額が少なくなるようにされるとよいでしょう。

職場で渡す場合は、退職日に荷物を持ち帰らなければなりませんので、あまりにも大きな花束は避け、持ち帰り用の袋も用意しましょう。
花屋さんにあらかじめ頼んでおくと、持ち帰りやすいように花束の長さを調整してくれますし、花束の大きさにピッタリ合う袋も用意してくれます。
鉢植えなどは根付くという意味がありますので、退職祝では避けた方がよいでしょう。

初秋の時期に退職される方に向けて贈られる場合には、季節のお花を贈られても喜ばれます。
定番のコスモスやキンモクセイ、蘭の女王として立派な花が魅力的なカトレアなどのお花を花束に加えてもよいでしょう。
また還暦のお誕生日と退職日が重なる場合は、真っ赤な薔薇の花束を贈るのも粋で洒落ているのではないでしょうか。
退職後の新しい門出を祝う素敵な花束の贈り物になることでしょう。