供花

社会人が知っておきたい取引先には絶対にNGな供花マナー

社会人になると取引先との付き合いについて勉強をしておくことが大事です。
仕事上の関係を超えてプライベート等にも関わってきます。
また、取引先の関係者が御不幸に遭われる機会もありますが、その際にNG行為を取ってしまうと、その人の評価だけではなく、会社全体の評価を下げてしまうことになります。
新人だから知らなかったでは済まされないので、社会人になったら必ず供花のNGマナーを知っておくことです。
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供花とは通夜や葬儀の際に故人の霊魂へ贈るお花です。
せっかくだから、綺麗で鮮やかなお花が喜ばれるのでは?と思われますが、供花においては白や紫など色のトーンが薄いタイプのお花を選ぶことです。
お花の種類で言えば、白い菊の花、デンファレ、カーネーション、ユリやカサブランカが一番無難です。
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供花を贈る際に、無断で贈ることは絶対に辞めておくこと、葬儀が開催されるまでに遅れないように贈る事です。
会場に供花を贈ってよいか、また近年、故人の意向で、供花をお断りしているケースもあるので、事前に先方または会場に確認して対応することです。
供花の業者は葬儀会場によって決められているケースがありますので、業者の確認も取っておくことです。
会社の恥をかかないためにも、供花を贈る際は一度先方または葬儀会場に連絡を入れて、相談をすると失礼のない供花を取引先の関係者に贈ることができます。
また、地域によって供花の慣習が異なることがあります。
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九州地方では供花ではなく、提灯を飾る慣習があります。
京都市よりも南の地域で、好まれている供花の種類は、樒(しきみ)と呼ばれる植物が好まれます。
通常の葬儀で避けておくべき、お花は赤い薔薇です。
棘と赤い花びらは血をイメージさせるので、供花として贈ってはいけないです。
生前、故人が薔薇が好きであっても、マナーを守って白い菊の花にしておくことが無難です。
社葬や葬儀がキリスト教の場合、造花だけは避けておくことです。
供花の予算としては、一万円から二万円が相場だと言われています。
供花で贈ってはいけない花の種類やマナーを知ることで、社会人として成長できます。