祝い花

スタンド花のマナーをチェック!一段スタンドと二段スタンドの違いとは?

■スタンド花のマナーなどをご紹介
冠婚葬祭をはじめ、コンサートやセミナーなどのイベント、開店祝や開業祝、竣工祝などさまざまな機会に贈られるスタンド花ですが、一段、二段スタンドがあるのをご存知でしょうか。
どのような機会にどのタイプのスタンド花が適しているのか、予算や花の色、贈るマナーなども含めてご紹介します。

■一段スタンドと二段スタンドの特徴

・一段スタンド
脚の上部にお花を活けたスタイルで、スタンド花の標準的なタイプです。

・二段スタンド
脚の上下部分にお花を活けたポットを飾るスタイルで、一段スタンドに比べるとお花がボリューミーになり、全体的に大きく豪華に見えやすいのが特徴です。

■一段と二段にマナーの違いはある?
では、目的や用途によって一段でなければいけない、二段でないと失礼といったマナーはあるのでしょうか。
基本的に一段、二段のどちらを贈らなくてはならない、いずれかのタイプでないとと失礼になるという決まり事はありません。
基本的には一段でかまいませんが、自分の贈った花を目立たせたい時や特に大切なお取引先に送る時、お店前をより華やかに演出したい時など、特別なニーズがあれば、二段スタンドを選ぶのがおすすめです。
もし、どちらにしようか迷った時は、一般的な一段スタンドで問題ありません。
ビジネスフラワー(R)の商品で最もおすすめなのは、「スタンド花 一段おまかせ 1.5万円コース」です。
お任せ花材のため、色指定がある商品よりもボリュームが出やすく、お花を贈るさまざまな機会を経験してきたプロが選ぶので安心して贈れます。

■金額について
贈る目的、贈る方と贈られる方との関係性や立場によって、スタンド花にかける金額は変わってきます。
目安となる基準として、相場を知っておきましょう。

・相場
一段スタンドは16,500円(税込)~22,000円(税込)
二段スタンドは22,000円(税込)~33,000円(税込)

・最大ボリュームが出る予算
ボリュームをつけたい場合に、最大レベルにしたとして、一段スタンドは2万円程度、二段スタンドは3万円程度です。
気を付けたい点として、色味を指定するスタンド花よりも、お任せの花材で仕立てるスタンド花のほうがボリュームが出やすい点は覚えておきましょう。
ボリュームをつけてゴージャスにしたい時は、好みの色などにこだわるより、金額を指定したうえで「お任せ」コースを選ぶのがポイントです。
同じ金額の場合、色指定ではお任せより、ボリュームがダウンする可能性が高いです。
なお、一段スタンドは2万円程度、二段スタンドは3万円程度が、金額を上げることで、ボリュームをアップできる上限となります。
では、一段スタンドで2万円以上、二段スタンドの3万円以上の予算で依頼するとどうなるでしょうか。
主に仕立てる花材が、より高価で貴重なものになるのが一般的で、最大限を超えてのボリュームアップにはつながりにくいです。

■おすすめの色指定スタンド花
ボリューム重視なら、色は指定せず、お任せがおすすめですが、こだわりがある方や目的によっては、希望の色に合わせたお花で仕立てることもできます。
もっとも、色を選ぶ際にも気を付けたい点があるので、以下の点を押さえておきましょう。

・おすすめの色
お祝い事であれば、ピンク系・黄色系・オレンジ系がおすすめです。
暖色でより華やかさが出るのはもとより、お花の種類も豊富なので、ほかの色指定の商品よりもボリュームが出やすいためです。
ただし、お花の旬など時期によっては、暖色系の色の花が揃いにくく、ボリュームアップにつながらないこともあります。
気になる時は事前に確認しましょう。
また、白系は清潔感や純粋なイメージがあるので、美術展などに贈るお花としても人気です。
白系のお花は種類も多いので、季節を問わず、比較的早い納期でお届けができるのもメリットです。
ただし、受け取る人にとっては色味からお供え用に捉える人もいる点に気を付ける必要があります。
お祝いで贈っていることを示すためにも、お祝い文言を書いたお札を挿してのお届けするのがおすすめです。

・あまりおすすめしない色
青系・パープル系は爽やかで洗練されたイメージで、花としては珍しい色です。
ですが、希少性が高い分、花材の種類も少なく、ほかの色に比べると、見た時のボリューム感が少なく感じることがあります。
お花を揃えるのがほかの色より難しいため、納期に時間がかかることがある場合や全体的に寂しく、色合い的に悲し気な印象を与えてしまうおそれもあります。
また、赤系は一見華やかでお祝いの席にはピッタリな気がしますが、贈り先や目的によっては注意が必要です。
飲食店の開店祝や病院の開院祝、薬局の開局祝には赤系は選ばないようにしましょう。
赤は火事や血の色を連想させるので、火災などの厄難や生命へのリスクを招くと考えられ、縁起が悪いとされているためです。
ただし、受取人様が好きな色である場合やお店のイメージカラーである場合、それに合わせて赤色で贈るなら問題ありません。

・イメージカラーを指定する
上記のマナーや見た目の印象を問わず、お店や会社、ライブ出演者などのお届け先、受取人にイメージカラーがあれば、そのカラーに合わせて選ぶと喜ばれます。

■どのようなお花で贈るか迷った時は
ビジネスフラワー(R)では、用途やお仕立てのご希望内容、納期に合わせておすすめの商品を紹介することが可能です。
ボリュームや色で悩んだ場合や届けたい日が迫っているなど急いでいる時はお電話やお問い合わせページよりご相談ください。