祝い花

丸みをおびた花弁がかわいらしく、甘酸っぱい果実が成るアンズ

アンズといえば、杏ジャムなど甘酸っぱくておいしい果実を思い浮かべる人も多い植物です。
原産国はヒマラヤ西部からフェルガナ盆地周辺で、バラ科の植物になります。
一見梅にも見えますが、梅よりは直立タイプの木で樹皮に縦線が入っていることが特徴的です。
花弁はピンクや白色で丸みを帯びており、5枚です。
梅雨時期にオレンジ色の杏の果実が成ります。
中心に3cmほどの種があり、生でもおいしいですが、痛むのが早いためジャムなどに加工されることが多いです。

■水やりについて
アンズは庭に植える場合、地植えにすることが多いです。
地植えで根付くまでは、乾燥しないようにしっかり水やりをします。
根付いてからは、水やりはほとんど必要ありません。
夏場の日照りがひどい時のみ、水を与えれば大丈夫です。
鉢植えにするならば、表土が乾いたらたっぷりと水をやるようにします。

■肥料について
アンズを地植えにする際の肥料は、緩効性肥料を腐葉土などに混ぜたものを、穴の底に入れるようにします。
有機質肥料か化成肥料が基本です。
肥料に関しては、庭植えの場合は2月と10月に与えましょう。
鉢植えは2月、5月、10 月が肥料に適した時期となります。
秋が終わって落葉期になれば、寒肥を与えなければなりません。
方法としては、樹木の株元の周りに何箇所か穴を開けて与えます。
花が咲き終わった5月頃に、再度施肥をします。

■病気や害虫について
病気
アンズは、通気を良くしなければ病気になることがあるので気を付けましょう。
かかりやすい病気として、黒星病、灰星病、胴枯病などが挙げられます。
定期的に剪定することでも、通気が良くなり病気の予防につながります。

害虫
アンズに付きやすい害虫には、カイガラムシやアブラムシ、そのほかシンクイムシがあります。
シンクイムシはアンズの果実の中に入り込むことがあるので厄介です。
せっかくの果実を台無しにしないためにも、見つけたらすぐに取り除きましょう。
害虫がたくさん発生した時には、殺虫剤を使って駆除するのが一般的です。