祝い花

明るく可愛らしい「ガーベラ」を育てよう!

ガーベラは、キク科ガーベラ属の多年草です。
菊やタンポポを思わせる可愛らしい花は、赤、ピンク、オレンジ、白など様々な色があり、明るい雰囲気が切り花やガーデニング用に好まれています。
需要が高いガーベラは、交配や育種が進んでいて、小輪種や大輪種、一重咲きや八重咲など、大きさや咲き方もバラエティ豊富です。
花言葉は、「希望」「崇高美」「神秘」と、見た目のイメージとはまた少し異なる、大変気高い花言葉を持っています。
花言葉の意味を含めても、まさに花束を贈るに相応しい花と言えるのではないでしょうか。
栽培はそれほど難しくないので、お庭で花を咲かせて楽しむこともできます。

■日当たりについて

日光を好むので、日当たりの良い場所で育てます。
日光に十分当てないと葉だけが育ち、花付きが悪くなるので、半日以上しっかり日光に当ててあげましょう。
ただし夏の直射日光は苦手なので、夏はやや日陰で育てます。
冬は休眠するので成長が止まり、葉が全て枯れてしまうこともありますが、春になって温かくなると再び葉が生えてきます。
冬の間はなるべく日当たりの良い場所に置いておきましょう。

■水やりについて

ガーベラは、どちらかというと、乾燥気味の土を好む植物です。
高温多湿の時期は、水のやりすぎに注意しましょう。
ただし、土が乾燥しすぎると生育が止まってしまうので、水切れしないように気を付けます。
春または秋の生育期(気温10~20℃)と開花期(3~5月頃または9~11月頃)には、土の表面が乾いてから水をたっぷり与えます。
開花期は、花に水がかかると傷んでしまうので根元に水をかけましょう。
冬の休眠期は水を与える回数を減らします。

■肥料について

肥料は、植え付ける時にあらかじめ緩効性の元肥を土に混ぜ込んでおきます。
春または秋の生育期には定期的に追肥を行います。
液体肥料を月に3回くらい与えると良いでしょう。
開花期にも肥料を与えます。
チッ素が多すぎると、葉だけ茂ってしまい花が咲かなくなるので肥料のバランスにも注意が必要です。