祝い花

彩り鮮やかで可愛らしく、種類がとても多い「チューリップ」

チューリップは、小さな子供から高齢者の方まで多くの方から人気を集める植物で、春になるとカップ状の綺麗な花を咲かせます。
ユリ科の植物となっており、和名は鬱金香です。
国家のみならず地方公共団体などを象徴する国花としても制定されています。
原産国は、アナトリア、イランなどです。
地植えはもちろんのこと鉢植えにも適しており、品種が多いのも特徴で、チューリップの品種数は、数千種類にも及びます。
赤や白、黄色の他にもピンクや紫など花びらの色も数多くあります。
また咲き方も様々あり、ユリ咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方で楽しませてくれます。
花束やアレンジメントにも人気で、一気に春の雰囲気を運んできてくれます。

水あげについて

チューリップに水をあげる際には、一度に多くの水をあげるのではなく少しずつゆっくりと与えることがポイントです。
一度に水を与えてしまうと水分が十分に水を吸収する前に流れ落ちてしまい、チューリップにしっかりと栄養を与えることができません。
そのため、数回に分けて水をあげることが大切です。
チューリップは、春だけでなく冬場も水やりを行うことが欠かせません。

肥料について

チューリップに肥料を与える時期は、花を咲かせる前と花が咲いた後両方です。
球根を植えた後は、固形の加成肥料を与えます。
球根を植える際に土に混ぜておくと効果的です。
花が咲いた後は、球根を回復させるために液体肥料を定期的に与えます。
液体肥料は水で薄めてから使用し2週間に1回ほどのペースで与えます。

花が咲いた後の管理法について

1つのチューリップの球根を何度も使い春に綺麗な花を咲かせたいなら、花が咲いている時に茎を切ることがポイントです。
花が枯れてしまう前に茎を切ると球根にまでしっかりと栄養分を行き渡らせることができ、翌年も綺麗な花を咲かせやすくなります。
球根を掘り上げるタイミングは、葉っぱが枯れた頃です。
葉っぱが黄色くなり枯れてきた頃が球根を掘り出すペストなタイミングです。
傷をつけないように丁寧に優しく掘り上げましょう。