祝い花

取引先の方が結婚した際にお花を贈るなら心掛けたい事

懇意にしているお取引先の方がご結婚されることになり、お祝いの花を贈りたいという場合、関係性やシチュエーションによって気をつけたいことがあります。
あくまでもプライベートなことなので、ライバルの取引先に差をつけたいからと先走った真似をし過ぎるのはNGです。
たとえば、本人から直接報告を受けたわけではなく、周囲から話を聞いただけで、そこまで親しくないのに、結婚式会場に花を贈るといったことはあまり好ましくありません。
場合によっては一体誰から贈られてきたのかと驚かれることや、恐縮されてしまうこともあるためです。
一方で、本人から結婚する旨を事前に報告された際には結婚式の日取りや場所を聞いてお贈りすることは失礼に当たりませんし、結婚式の招待を受けて出席する場合や日程の都合で残念ながら欠席となる場合に、それに代えて会場に飾るお花をお贈りするのは問題ありません。
会場に贈る際には取引先の方のお相手のご親族などに与える印象もあるので、取引先の立場を立て、仕事上でステータスある地位にあることを示せるような、なるべくゴージャス感のあるスタンド花を贈るようにするのがおすすめです。
事後報告で結婚したことを知った場合や、事前に知った場合でも結婚式をしない場合や、結婚式に大きな花を贈るほどには親しい間柄にないという場合には、新居での新婚生活が始まった頃を見計らって、商談の際などに持ち歩ける程度の小さなブーケや、ケースに入ったプリザーブドフラワーのアレンジメントなどを贈るといいでしょう。
気持ちが伝われば十分であるとともに、あまり大きな花を贈られても持ち帰りにくく、仕事場から持ち帰るのが大変だからです。
冬に近い季節であれば、薄いパープル系の洋蘭のシンビジュームに黄色く可憐で可愛い小花を咲かせるオンシジューム、赤いミニバラのブーケや、小さなマーガレットのような白と黄色のクリサンセマム、ピンクの愛らしい花を咲かせるジュリアンにグリーンや水色の花を合わせたアレンジメントなどもおすすめです。