祝い花

就任祝いで胡蝶蘭を贈る際の注意点

目次
  1. 就任祝いにお祝い花を贈る時には早めに準備する

  2. 就任祝いに送るお花といえば大輪胡蝶蘭!

  3. 胡蝶蘭のお花の色は何色を選ぶべき?

  4. 就任祝いの胡蝶蘭の価格の相場はどれくらい?

  5. 贈るタイミングはいつがおすすめ?

  6. 必ず名前が書かれたお札を挿して届けよう

就任祝いにお祝い花を贈る時には早めに準備する

就任祝いに祝福の気持ちを込めてお祝いのお花を贈るケースが多く見られます。
4月の年度初めの人事異動をきっかけに就任祝いのお花を用意する機会も少なくありませんが、この時期はお祝い花の注文が殺到します。
特に株主総会で役員が発表される3月は、注文する方が多く、花の在庫がなくなりやすいため、早めに準備しておくと安心です。
遅くとも3月の辞令が発表された時など早い段階で注文しておくと良いでしょう。

就任祝いに送るお花といえば胡蝶蘭!

就任祝いには、明るく清楚なイメージがある定番の大輪の胡蝶蘭を贈ることがおすすめです。
盛大にお祝いしたい就任祝いにもダイナミックで鮮やかな花を咲かせる大輪の胡蝶蘭は最適です。
気持ちを華やかにしてくれるだけでなく、長期間にわたって美しい大輪を楽しむことができるなど数多くの魅力があります。
尚、大輪の胡蝶蘭は3本立や5本立のお花が主流となります。
同じ金額の3本立ちと5本立ちの胡蝶蘭は、3本立ちは縦に大きく見えるお花、5本立ちは横に大きく見えるお花の印象を受ける違いがありますが、必ず3本立ちにしなければならない、5本立ちにしなければならないというルールはありません。
また、大きなお取引先やお客様の就任祝いには、10本立ちの大型の胡蝶蘭をお贈りするケースもあります。
3本立ちの胡蝶蘭 イメージ画像5本立ちの胡蝶蘭 イメージ画像10本立ちの胡蝶蘭 イメージ画像

胡蝶蘭のお花の色は何色を選ぶべき?

胡蝶蘭は、さまざまなカラーがあるため、就任祝いにどれを選べば良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
もし、胡蝶蘭の色選びで迷った時には、白色を選んでおけば失敗することはありません。
曇りのない真っ白な胡蝶蘭は、誠実さや真面目な印象が感じられます。
これからの成長を願いながら、お祝い花として胡蝶蘭を贈る時にもホワイトカラーを選ぶことで、前向きなメッセージとして相手に受け取ってもらうこともできるでしょう。
しかし、シンプルな白色の胡蝶蘭は、ほかのカラーと比べると目立ちにくいというデメリットがあります。
万が一、ほかの人がピンクやブルーの胡蝶蘭を贈った場合、白色だけでは埋もれてしまう可能性もあります。
白色の胡蝶蘭を就任祝いで贈ることは間違いではありませんが、存在感を出したいのであれば受取人の好みに合わせて色付きの胡蝶蘭を選んでみることもおすすめの方法です。
また、たとえ白色の胡蝶蘭を選んだとしても目立つ色の鉢植えやリボンを選ぶことや包装紙を華やかなものにすることで印象を大きく変えることができます。

就任祝いの胡蝶蘭の価格の相場はどれくらい?

胡蝶蘭は、色やサイズによって価格に違いがあります。
基本的に2万円~5万円が相場となっており、お祝い花の中でも高額です。
就任祝いのほかにも開店祝いや移転祝いなどさまざまなお祝い事に選ばれることも少なくありません。
就任祝いの贈り物として胡蝶蘭を選ぶ場合、多くの方が3万円~5万円の高価格なものを贈るケースがほとんどです。
高額になりがちな胡蝶蘭は、取引先との関係性を考慮して金額を決めると失敗がありません。
もし、迷ってしまった時には、3本立の白色の胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。
3本立の白色の胡蝶蘭は、就任祝いの贈り物として選ばれることが多く、相手への気持ちを大切にしながら祝福することができます。
中には、10万円を超える高額なボリュームのある胡蝶蘭を選ぶ方もいますが、高いものにこだわるのではなく受取人との関係性を考慮して無理のない範囲で適切なものを選んでみると良いでしょう。

贈るタイミングはいつがおすすめ?

お祝い花は、辞令が発表されてからできるだけ早く送ることがおすすめです。
相手への敬意の気持ちも込めて発表されてから遅くとも1週間以内には贈るようにしましょう。
また、総会発表前に辞令が言い渡されるケースもあります。
このような場合、いつ就任祝いを贈るべきか迷ってしまう方も少なくないようです。
基本的に就任祝いは、総会発表後に贈るのが正しいマナーです。
中には、株主総会で発表されてすぐ贈る方もいますが、当日に贈るのであれば時間帯を考えることが大切になります。
できるだけ早くお祝い花を贈りたいと思っていたとしても、夜間など相手の迷惑になる時間帯にお花を届けてしまうと受取人にストレスを与えてしまう可能性もあります。
相手と良い関係を続けていけるように贈って良いタイミングや時間帯を考慮することが大切です。

必ず名前が書かれたお札を挿して届けよう

就任祝いにお祝い花を贈る時には、忘れずに札を挿すようにしましょう。
札を挿すことで誰から届いた花であるかを一目で知ることができます。
お祝い花に札を挿す時には、いくつかの決まりがあるので事前に確認しておくと良いでしょう。
たとえば、札には、就任する人の宛名を記載します。
法人名や役職名のほかにも名前を書くこともマナーです。
よく法人名を省略し、役職名と氏名のみ記載する方もいらっしゃいますが、法人名から記載するのが最も丁寧です。
さらに、「祝御就任」などの文言のほか、贈り主名には法人名や役職名、名前を忘れずに記載します。
宛名を記載する際には、必ず正式名称にすることもポイントです。
また、受取人に失礼がないようにホームページなどで正式名称を確認しておくと良いでしょう。
たとえ長い役職名であったとしても原則は正式名称で記載することが基本です。
相手のお名前を「○○社長」「○○部長」と書かれる方もいますが、お札においては法人名、役職名、氏名を正式に書く方がよいです。
また、「○○社長 様」という表記は、役職名の後に敬称をつけないマナーがあるため、恥ずかしい思いをしないためにも絶対にやめましょう。
正しい就任祝いのお札例 お祝い文言と差出人名を記載する場合 正しい就任祝いのお札例 宛名とお祝い文言と差出人名を記載する場合
NGの就任祝いのお札例 宛名に法人名がない NGの就任祝いのお札例 役職名の後に敬称を付ける"

さらに、個人ではなく複数でお祝い花を贈るのは正しいマナーではありません。
就任祝いなどのお祝いごとでお花を贈る時には、連名で贈り物をすることは好まれません。
原則としてお祝い花の札に記載する宛名は1名にすることが正しいマナーです。
万が一、経費の関係上、複数でお祝い花を贈る時には、就任された方の名前を記載するのではなく「御祝」や「祝御就任」などの文言を入れ、送り主名のみで札を挿します。
さらに、伝票の宛名に連名で記載すれば受取人に不快感を与えてしまうことはありません。

あまりやらない方がいい就任祝いのお札例 お宛名を連名で入れる 正しい就任祝いのお札例 お祝い文言と差出人名を記載する場合