供花

11月の月命日にどんなお花をお供えする?

11月の月命日にどんなお花をお供えする?

■毎月の月命日のお参りに

月命日には必ずお墓参りに行くというご家庭も、お仏壇を少し華やかにするというお家庭や、この日ばかりはお線香を忘れないというご家庭も、マストなアイテムがお花ではないでしょうか。
仏教のご家庭はもちろん、神道やキリスト教、無宗教であっても、月命日にはお花を飾る場合やお花を携えてお墓参りをするご家庭がほとんどです。
11月の月命日にお花を供えるなら、秋に美しい見頃を迎える菊を中心に赤が美しいヒガンバナなどをプラスしてもいいかもしれません。

■菊が見頃に

10月の終わりから11月にかけて、全国各地で菊祭りや菊の品評会などが開催されます。
支柱に支えられた大型の菊の鉢植えなどが勢ぞろいする見事なイベントです。
菊というと日本では古くより、弔いの場に備えるお花、仏花として利用されてきました。
仏前への供花やお墓参りに欠かせない菊がちょうど見頃を迎えるわけですから、11月の月命日にも菊をメインに採り入れたいものです。
菊と言っても種類も様々であれば、色も多彩です。
仏花として用いられるのは中輪からやや大ぶりのサイズでの菊で、白や黄色がメインになります。
もっとも、月命日なら、もう少し華やかにしてもいいので、ピンクの小菊を混ぜ、ちょっとユニークな形の菊の一種マムを入れても素敵です。

■月命日にお花を届けよう

お世話になった方や残されたご遺族のその後に寄り添いたいといった方なら、月命日にお花をお届けされてはいかがでしょうか。
他人に命日の日を覚えてもらっているというのは、遺族にとっても嬉しいものです。
まだ、亡くなって間もない時期であれば、3本立てくらいまでの仰々しすぎない胡蝶蘭の蜂でもいいですし、少し抑えめにしたいなら仏前にも飾りやすいバスケットアレンジなどがいいかもしれません。
白を基調に秋色の黄色やブルーや紫系の花をあしらったアレンジメントを、月命日の当日または前日までには届くようにお届けしましょう。