祝い花

寒い時期にもお勧めのシェフレラ(カポック)|特徴や育て方

■手軽に育てられるのも魅力
シェフレラ、特にホンコンカポックは乾燥や寒さに強いため初めて観葉植物を育てるという方にもおすすめです。
数多くある観葉植物の中でも比較的育てやすく、インテリアに華を添えてくれます。
別名カポックとも呼ばれており、さまざまな種類があるのも特徴です。
シェフレラは、緑色の葉が印象的ですが、斑入りの品種も人気を集めています。
斑入りの品種の中には、緑色に黄色の斑が可愛らしいものもあり、見た目の美しさを感じられます。
可愛らしさやおしゃれな印象があることから、インテリアとして楽しむだけでなく観賞用に購入する方も少なくありません。
通常は5mほどの高さにまで生長しますが、樹高が高いものは10mを超えます。
また、開花期の5月~7月頃になると可愛らしい花を咲かせるケースも稀にあります。
しかし、シェフレラの花を咲かすことはとても難しく、花が咲くまでに数十年かかることもあると言われています。
シェフレラを育てる時には、緑の葉の魅力を感じるだけでなく、花が咲くことを楽しみに栽培を続けてみてはいかがでしょうか。

■どんな人におすすめ?
シェフレラには、「真面目」「実直」といった花言葉があります。
とても丈夫で元気良く葉を付けて花を咲かせることから「真面目」や「実直」という花言葉が付けられています。
また、上を向いた葉っぱが印象的なシェフレラは、風水として運気アップのために購入し、お部屋の中に取り入れる方も少なくありません。
水回りなどにシェフレラを置くことで悪いものを取り除き、幸運をもたらすと言われています。
さらに、人が出入りする場所である玄関に置くことも運気アップにつながるのです。
今やシェフレラは、住まいの中で愛される観葉植物となっているだけでなく、カフェや病院、会社内などさまざまな場所で取り入れられています。
また、近年では、シェフレラを開店祝いや開業祝いの贈り物として選ぶ方も少なくありません。
シェフレラは、グングンと上に向かって伸びていくため、成長を願って大切な人やとっておきのシーンで贈り物として選ばれています。
幸運をもたらすシェフレラは、長年にわたり取引を続けていきたいお得意様に贈る観葉植物にも適しています。
シェフレラをプレゼントすることで、花言葉や美しく元気な見た目から誠実な取引を行い、良い関係を築きたいといったポジティブなメッセージを相手に贈ることができるのです。
もし、大切な人への贈り物で迷った時には、ハッピーな意味合いが込められているシェフレラを選んでみてはいかがでしょうか。

■シェフレラの育て方
シェフレラは、ホームセンターやインターネット通販サイトでも手軽に購入することができます。
リーズナブルな価格で手に入れやすい点も人気の理由と言えるでしょう。
また、簡単なお手入れで育てられるため、育児や仕事が忙しい方も安心して栽培することができます。
季節を問わず健康な状態を保ち、美しさを実感したいのであれば、シェフレラの置き場所に注意してみましょう。
日当たりにつきましては、直射日光に当てることは葉焼けの原因となるため注意しなければいけません。
カーテンのレース越しの光や、日陰でもなるべく明るい場所にて栽培しましょう。
日の当て方に注意するだけで葉の状態に違いが出ます。
イキイキとした緑色の葉が魅力でもあるので、葉の生長を促すために適した環境に整えるようにしましょう。

■注意したい冬の栽培
シェフレラを栽培する際に特に注意したいのが冬です。
温暖地域であれば冬も屋外で育てることができる比較的寒さに強い植物ではございますが、雪や霜が苦手です。
霜に触れてしまうと葉が弱り、元気な状態を保つことはできません。
寒い季節に窓辺に放置すると葉や根に悪影響を及ぼし、弱ってしまう可能性もあります。
雪が降ったり霜が発生する地域は室内に取り込んで育てましょう。
また、急激な気温の変化が苦手な植物です。
いきなり温度が異なる場所に移動させると、ストレスがかかり環境に順応しようとして大量に葉落ちする場合がございます。
少しずつ日陰から移動させる、屋外の場合は早いうちから室内に移動する、徐々に室内の温度を調整するなどして、少しずつ温度変化に慣れさせるようにしましょう。
一年を通して美しい状態を保つためには、寒さや霜対策を行うことが欠かせません。
シェフレラの特徴である耐寒性に弱いということを意識し、暖かな環境で栽培することも美しさを維持するコツです。

■水やりはどれくらいのペースで行うべき?
夏と冬では、水やりに違いがあるので注意しましょう。
シェフレラは、基本的に土の表面が乾いてきたら水やりをします。
水やりをする時には、土の表面が濡れるくらいたっぷりと水をあげるようにしましょう。
暑い夏の季節は、土の表面が乾きやすいので、水やりを頻繁に行わなければいけません。
一方、冬はシェフレラの生長が衰える季節です。
そのため、水やりを頻繁に行う必要はありません。
生長が止まっているのにもかかわらず水をあげすぎてしまうと葉を弱らせてしまう可能性があります。
冬に水やりをする時には、土の表面の状態を確認し乾燥している時だけ水を与えるようにしましょう。