祝い花

キキョウの育て方について

■キキョウとはどのような植物であるか?
キキョウは日本に生息している秋の七草になり、星型の花びらが特徴的なお花です。
秋の七草であるということから観賞用のお花になっていますが、薬としての効果もあり、化膿を止める役割のほか、炎症を抑える役割を担い、漢方薬として使用されます。

■キキョウの育て方
キキョウの育て方ですが、ですが、キキョウは苗から育て上げる場合、茎が大きいものが望ましく、その理由としては植えた際、病気のかかりやすさの観点から見ても茎が太く栄養を吸収しやすいキキョウの苗が育て上げるには適しています。
なお種から育て上げる場合、土の上に種をまき、水を枯らさないようにすることが望ましいです。
このとき、水が枯れてしまった場合、十分種が発芽しない場合もあり太陽光を当てることも重要ですが、太陽を当てた場合、その分水の蒸発が早くなりますので注意深く水の量を調整します。

■キキョウの植え替え方法
キキョウは植え替えを行う際、ゴボウの根のように下に根を張ります。
そのため植え替えをする際、根を傷つけずに植え替えを行う必要があり、根を避けるように掘り起こし植えるのが望ましいです。
このとき、根を傷付けた場合、損傷が大きいものは取り除き栄養が逃げないようにすることが理想です。

■キキョウの増やし方
キキョウは株分けをすることで増やすことができます。
冬場などにおいて上部の葉が枯れ始め茎が露出する頃がキキョウを株分けするに最も適している時期で、方法としては、芽が出る前に株分けをするのが望ましいです。
芽が出てしまうとそちらに栄養が取られるため、株分けをした部分から十分に栄養を吸収することができず、枯れてしまうことがありますので、キキョウを株分けする際は芽が出にくい時期を狙ったうえで、上部の葉がすべて落ちているなど株分けをする際、茎が露出している時期を狙うのが良いでしょう。
茎が露出する頃合いとしては、秋口から3月あたりが露出しやすく、環境により茎部が露出するか葉がたくさん生えるかが分かれますので、できるだけ葉が落ちている時期でかつ、茎の露出が見られる時期に株分けをするようにしましょう。