祝い花

意外と知られていない節分の日の花や、お勧めの花

■冬から春へと変わる季節
節分といえば2月3日で、この日を境に暦の上では春になります。
季節が分かれる節目だからということで、節分という名前になっていることを考えると、確かにその通りという納得の名付け方に、先人の知恵を感じるところです。
そんな節分の2月3日には、実はこの日の花があります。
それが、セツブンソウです。
白くて可愛いお花ですが、節分といえば豆まきにイワシ、さらに地域にもよりますが、恵方を向いて丸かぶりして食べる太巻き寿司などが有名な一方で、節分にお花があるということはあまり知られていません。

■節分には節分の花を
せっかくの季節行事ですので、節分には節分のお花を飾りたいものです。
とはいえ、セツブンソウは滅多に見かけないことから、2月のお花を飾ることによって、まだまだ寒い時期ではあるものの、着実に春へと向かっていく季節の移ろいを感じるのもいいでしょう。
2月の寒いときでも、花は美しく咲き誇っています。
パンジーやユリなどは色も豊富なことから、小さめのアレンジメントフラワーにすれば飾りやすくなりますので、手に入れにくいセツブンソウの代わりに、おすすめです。
飾りやすいので、食卓やリビングに簡単に置け、節分行事を彩ってくれるでしょう。

■お好みで仕上がるところがおすすめ
アレンジメントフラワーのよいところは、好みに合わせた色合いに仕上げてくれることです。
まだ寒さ厳しい2月3日ですが、お花はオレンジ色のパンジーや2月の誕生花でもあるマドンナリリーといったユリがキレイに咲きますので、これらを組み合わせてアレンジメントを仕上げてもらうと、季節を感じられます。
「お花にはあまり詳しくないのだけれど」といえば、アレンジメントフラワーを作ってくれるお花屋さんが、2月に咲く花で、しかも節分の行事を行うのに最適と思われる花をいろいろピックアップして作りあげてくれます。
こんな感じに仕上げてほしいというデザインの希望や、メインとなる色を伝えることによって、2月の花で比較的多い色合いとなっている黄色やオレンジ、そして白を組み合わせて、節分のニュアンスを感じる仕上がりにしてくれます。