祝い花

姿が美しく大輪の花を咲かせるユリの育て方は?

ユリは大きな球根が特徴で秋に球根を植えて冬越しをさせると春に芽吹き、品種により5月から9月にかけて美しい花を咲かせます。
品種も多く世界には100種類ほどあるとされていますが、日本を原産とするユリは鑑賞用として優れた美しい品種が15種ほど存在しており、日本は世界でも有名なユリの原産国ということができます。
日本原産の花が多いため、日本の気候や風土で育てやすいのが魅力です。
花の色合いも多彩で、エレガントな白をはじめ愛らしいピンク、美しいイエローや見た目にも目立つオレンジなど色も豊富です。
主な花言葉として「純粋」や「純潔」、「無垢」や「威厳」が挙げられます。

■温度環境について

ユリの特徴として球根が一定期間、冬の寒さにさらされないと発芽しないという性質があるため、寒くなる前の秋ごろに植えるのがおすすめです。
少なくとも30日から50日ほどの間、5℃~10℃の低温の環境が必要になります。
その間は球根の状態で土の中に埋まっていますので、寒さで枯れてしまうといった心配をすることもありません。
逆に春になって芽吹いてこない場合は、冬の寒さが足りないことも考えられます。

■水やりについて

ユリは庭の植え込みの中など地表が乾かない湿った感じの場所を好みます。
もっとも、植え込みの中では何処にユリを植えたのか分かりにくくなるなど、咲いた際に目立たないので、周りに植物がない分かりやすい場所に植えたうえで、落ち葉やワラなどで地表を覆って乾燥しないように配慮してあげる方法もあります。
冬の間は地下に球根が埋まっている状態ですが、土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。
芽が出てからは表面が乾いてからではなく、乾きかけたらたっぷりと水を与えるようにして乾燥を防ぐようにします。

■その他の管理について

背が高いものや大きな花を咲かせるものは、茎の細さに対して花が重いため、茎が折れてしまわないように支柱を立てて支えてあげます。
花がしおれてきたら花のすぐ下を手で折って花柄摘みをします。
ウイルス病に弱いので、他の植物のウイルスが付かないよう、ハサミでの感染を防ぎ手で行うほうがいいでしょう。
光合成により葉から養分を作り出して翌年以降のために球根に栄養を与える必要があるので、葉は枯れるまでひたすら残すようにしてください。